能登島

七尾湾に浮かび、能登半島にすっぽり包まれて浮かぶ能登島には、この土地ならではの魅力があります。

能登島へ観光に行くには「能登島大橋」と「ツインブリッジのと」という2本の橋が利用できますが、じつは1980年まで島内に信号機がありませんでした。

それほど能登島は自然が多く、環境に恵まれた島なのです。

能登島を観光で訪れると、ユニークな水族館やガラス工芸体験、イルカウォッチングにキャンプ、海水浴とアクティビティがいろいろあります。

石川県を観光で訪れたら必ず行きたい、そんな能登島の魅力をたっぷりお届けします!

能登島大橋

能登島大橋は能登島の南側、有名な和倉温泉地区から能登島へ架かる橋。全長1050mで石川県でもっとも長い橋です。

能登島へ向かって一直線に走る観光ドライブは、ゆるいアップダウンがアクセントになって爽快感がいっぱいです。

「行くぞ、能登島ッ!」という気分が盛り上がります。

和倉温泉側に公園があり、橋の優美な姿をじっくり眺めたり観光記念に写真を撮ったりできる休憩ポイントになっています。

ツインブリッジのと

「ツインブリッジのと」は能登島の西側、七尾市中島町と能登島を結ぶ全長620mの橋です。

こちらは能登島大橋の優美さとは異なり、もっとエッジが効いたイメージの橋です。

橋の中島町側に公園があるのでこちらも橋の眺望を楽しめて、能登島の観光には外せない見どころになっています。

また、「能登島大橋」と「ツインブリッジ のと」は両方とも徒歩でも通行できるので、チャレンジすれば記憶に残る能登島の観光になりますよ。

のとじま水族館

のとじま臨海公園水族館は能登島の北部の臨海公園にある観光の水族館です。

ここで見られる生き物は500種類、約40,000匹の魚介類。

そのほとんどが能登半島近海に生息している生き物たちなので、能登島の水族館ならではの展示がいっぱいです。

また、地元の生き物たちだけではなく、スケールの大きい思わず息を呑む展示も見られるのが特徴。

能登島を代表する観光スポットです。

長さ22m、水量1600トンもあるトンネル水槽は、イルカやフンボルトペンギンがスイスイ泳ぐスピード感あふれる展示コーナーです。

また「ジンベエザメ館 青の世界」では巨大なジンベエザメが悠々と回遊する姿が見られます。

水深2.3m、一周30mのドーナツ型の水槽にはシマアジやブリ、スズキなど約30種、1000匹の回遊魚が泳ぎまわっています。

普段目にすることはない彼ら元気な姿はなんて美しいのでしょう!観光餌付けショーもありますよ。

この能登島の水族館は、イカ・タコ類の飼育に力を入れていて、ヤリイカ、マダコ等の姿も見ていてあきません。

能登島を観光に訪れたら、のとじま臨海公園水族館はどうしても見ておきたい水族館です。

石川県能登島ガラス美術館

石川県能登島ガラス美術館は能登島にある世界各国の現代ガラスの造形作品を楽しむ観光の美術館です。収蔵作品は約400点。

「きらめく海とガラスに出会える美術館」というのがこの美術館のコンセプトです。能登島北部の海を見おろす丘の上に建ち、海からの心地よい風に吹かれながらガラスアートに親しめます。

この美術館のアートの楽しみ方は展示作品の鑑賞だけではありません。

「ガラスの丘プロジェクト」という敷地内の庭園空間を使ったイベントが定期的に開催されることもあります。「ガラ美・感謝祭」「島のクラフトギャラリー」などタイトルを見ただけで何だか面白そうですね。

他にも「とかして巻いて!ガラス玉造り体験」「ガラ美でほっこり!ガラス彫刻体験」というワークショップなどもあり、観光で訪れても参加できます。

美術館は建物自体の造りも凝っていてドーム型の天井や光の使い方も素晴らしいので、時間が経つのを忘れてしまいます。

能登島のおすすめ観光スポットですよ。

能登島ガラス工房

能登島ガラス工房は、世界にひとつだけの自分のオリジナルガラス作りが体験できる観光のガラス工房です。

仲間と楽しくおしゃべりしながらガラス作りを楽しんでください。カップルにもおすすめですよ。

この能登島のガラス工房では、吹きガラス、サンドブラスト、とんぼ玉、アクセサリーなど、旅のスケジュールや好みで色々なコースが選べます。

とくに吹きガラスは1300度で溶けたガラスを吹き竿に先に巻き付けて吹いてガラスを膨らませて作る本格的なもの。気分はまるでガラス工芸作家です。

マンツーマンで指導してもらえるのでもちろん安心。バーナーを使う「とんぼ玉体験」も本格気分を味わえますよ。

ショップもあるので能登島観光のおみやげもここで買い揃えられます。

また、こちらは30年の実績を持つガラス講座を開設していて、多くの優秀な人材を輩出している施設でもあります。

観光でガラス工芸に興味をもったら、もっと奥の深いガラスの魅力の世界への窓口も開かれています。